「子供の不登校の原因は親にある」
そう提唱する専門家は多いものです。
その言葉を真に受けて自分自身を責め続けている親御さんも多いことでしょう。
「子供が不登校になったのは私のせいだ。私はなんてダメな親なんだ。ダメだ、ダメだ……」
と。
確かに、子供の不登校の原因が親にあることは事実です。子供を育ててきたのは親なのですから、少なからず影響を与えてきたことは否定できません。
子供の最も近くで最も多くの影響を与えた存在が親だと仮定するなら、その心理形成への影響力は極端に大きく、親の過去の子育てプロセスが原因で不登校になったとも考えられるでしょう。親の育て方のミスが大きく影響し、子供が不登校になることもあるはずです。
しかし、全部が全部親の責任かと言えば、そうではないでしょう。
子供も一人の人間です。“受け取り方”の選択の自由は常に持っています。親から言われたこと・されたことをどう受け取るかの自由は常にあって、それを子供なりに選択してきたわけですから、その選択にまで親御さんが責任を持つ必要はありません。
不登校の原因の一部が親にあったとしても、全てが親の責任ではなく、一部は子供にもあると考えるのが妥当です。
それから、親も一人の人間だということを忘れないで下さい。
全ての親は不完全で、全ての子供も不完全。不完全な人間が不完全な人間を養っていくプロセスが子育てなのですから、必要以上に親御さん自身を責める必要はありません。
まずは、親が親自身を責め続けるマインドを中和させること。それから、不登校の原因は親にも子供にもあると意識することから始めましょう。その上で「親だけが変わればいい」と思えるようになれれば満点です。
ここが重要なポイントです。「原因は子供にもあるけど子供を変えようとする必要はない(=親だけが変わればいい)」と理解する点がポイントなのです。
なぜ、原因の一部が子供にあるにも関わらず、子供を変えようとする必要はないのか?
その理由を簡単に言えば、子供を変えようとすればするほど変わらないためです。
誰だって「あなたのここが悪い! ここをこう変えるべきだ!」と言われ続けたら、「自分だって頑張ってるのに……もっと努力を認めてくれてもいいのに……」といじけたくなりますよね。
強気な人は「自分(相手)にだって悪い点がたくさんあるじゃないか! 注意するなら、まずは自分を直してからにしろ!」と言い返すでしょう。
ポジティブな人は注意されてもそれをスルー。「分かってないなぁ~、ここが私の良いところなんじゃないか!」と楽観的にかまえてしまいます。
弱気でネガティブな人は「あぁ……やっぱり私ってダメなんだ。こんな私なんて死んでしまったほうがマシだ」と落ち込むかもしれません。
逃げ癖がついている人は「自分でもそこがダメだって分かってるんだけど変えられないんだよ。変え方も分からないし……」と逃げていきます。
いずれにしても、相手を変えようとする情報発信は無効なんですね。
不登校の子供も同じです。子供を変えようとする情報発信は効きません。
だからこそ、不登校の原因の一部が子供にあっても子供を変えようとしてはダメで、逆に親が親自身を変えることに集中していれば不登校脱出が早いんですよ。
執筆者:シア・プロジェクト代表 木村優一
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