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不登校解決策ブログ

親御さんからの喜びの声、日本一!!

子供が不登校になったら、まずココに気をつけましょう!(初期対応)

 

最低限のことに気をつけておけば病気の治りが早くなるように、不登校も親が最低限のことに気をつけておけば改善が早くなります。

 

安静にする、食事に気をつける…など、最低限のことに気をつけておけば病気の治りが早くなりますよね? 

 

それと同じように、不登校も親が最低限のことに気をつけておけば改善が早くなるのです。

 

※誤解のないように言っておきますが、不登校を病気だと言っているわけではありません。ただ、病気にたとえると説明しやすいので、あえてここでは病気にたとえて説明させていただきました。

 

これは不登校の改善過程だけではありません。

不登校が改善した後も同様です。

 

最低限のことに気をつけておけば病気再発リスクを下げられるように、不登校脱出後も最低限のことに気をつけておけば不登校再発リスクを下げることができます。

 

これから、不登校対応で親が実行すべき最低限のことをお伝えしていきます。

 

これからお伝えすることをしっかりと意識し、実行していけば、お子さんの不登校改善が早くなるのはもちろん、学校に行くようになった後も不登校再発リスクを下げることができ、着実に輝かしい未来に進むことができるでしょう。

 

 

【本題に入る前に】

 

本題に入る前にまず覚えておいていただきたいことは、「簡単なことがおろそかなのに難しいことをしようとする親御さんが多い」という点です。

 

難しい本を読み始めたり、一般の傾聴テクニックを自己流で不登校対応に使おうとしたり、マニアックな心理学を不登校対応に応用しようとしたり… 

 

いきなり難しいことに挑戦して肝心の基本的なことがおろそかになっている親御さんが非常に多いのですが、それは基本的なトレーニングを全くせずにフルマラソンに挑むようなものです。

 

途中でリタイヤするのは火を見るよりも明らか。

怪我をしたり体を壊したりするリスクも非常に高いでしょう。

 

フルマラソンであれば自分が苦しむだけなのでまだいいと思いますが、不登校対応は自分だけが苦しむわけではありません。親御さんが基本的なことをサボってしまうと、親御さんだけでなくお子さんまで苦しむことになります。

 

そんなこと誰も望んでいませんよね。

 

だからこそ、難しいことをやる前に基本的なことができていますか?と問いかけたくて、不登校対応で最低限やっておかなければならないことを書くことにしました。

 

これから1つずつ説明していきますので、ひとつひとつ、自分自身ができているかかどうかに意識を向けながら読んでみてください。

 

これからお伝えすることのすべてがしっかりとできていれば、確実にお子さんの不登校改善はスピードアップしますよ。

 


1.感謝

 

あなたは、今、子供が生きていることに感謝していますか?

 

子供が生きていることそのものに感謝していますか?

 

子供が生きている、それだけでとてつもなく素晴らしいことですよね。

これ以上ないくらい、ありがたいことですよね。

 

そもそも、子供が生まれてくれただけで感謝してもしきれないでしょう。

 

そのことを忘れていませんか?

 

誤解を恐れずに言えば、不登校なんて些細なことです。

もし、子供が明日死んでしまったら、

 

「学校に行くとか行かないとかどうでもよかったな……もっと子供と過ごす時間を楽しんでおけばよかったな……」

 

と後悔するでしょう。

 

まずは、子供が生まれてきたこと、そして今生きてくれていることに感謝しましょう。生まれてきたあの日の感動を思い出しましょう。

 

その感謝のベースがなければ、どんな不登校対応を頑張ったって無駄です。「感謝すべきことに感謝していない」という罰当たりなことをやっていたら、子供の状態が良くなるわけがありません。

 

これは宗教的な話ではありません。

 

あなたが「今恵まれていることに感謝していない」というマインドであれば、それは不平不満。不平不満を抱いている人に素晴らしい協力者はなかなか現れませんよね。

 

短期間で子供の不登校を直してしまう親御さんは、みなさん、今恵まれていることに感謝する素敵なマインドの持ち主です。今恵まれていることに感謝する人だからこそ、まわりの人たち(学校の先生・カウンセラー・親戚・友人知人・塾の先生など)が「もっと喜ばせてあげたい!」と思い、一生懸命力になってくれて、その素晴らしい協力のおかげで子供の状態がグングンよくなるのです。

 

もちろん、「この子が生まれてきてくれただけでありがたい、生きてくれているだけでありがたい」と思う気持ちは子供にも伝わります。その気持ちを感じ取った子供は、「親からこんなふうに思われる自分は価値があるんだ」と感じやすく、自己肯定感を取り戻すでしょう(失わないでしょう)。

 

そうすれば、その自己肯定感のパワーで前に進み始めます。学校に行き始める、転校を決める、外出する、運動する、好きなことを始める……前進の形が何かは子供によって異なりますが、必ず前に進み始めます。そうして、着実に不登校脱出へと向かうのです。

 

まずは、子供が生まれてきたこと・今生きてくれていることに感謝しましょう。

 

できれば、一日に一度でもいいので声に出して言ってみてください。

 

「○○(子供の名前)、生まれてきてくれてありがとう。あなたが今生きているだけで私は幸せだよ」

 

親の気持ちのベースが「感謝」で満たされていくと、状況が好転し始めます。

 

 

2.受け入れる(受容)

 

あなたは、子供の存在をありのままに受け入れることができるでしょうか? 

 

醜い心を持った面も、未熟すぎて危なっかしい面も、怠けて甘ったれな面も……マイナス面まで含めて受け入れられますか?

 

今、「受け入れられる」と思った親御さんは、なぜ、子供の不登校で悩んでいるのでしょう? 

 

ありのままを受け入れられるなら、子供が学校に行かないという選択をすることも受け入れられるはずです。子供が家でゲームばかりしていても受け入れられるはずです。子供が昼夜逆転していても受け入れられるはずです。

 

それを受け入れられないのは、心のどこかに「こうあってほしい」という望みがあるからではないでしょうか?

 

もっと率直に言えば、「良くなってほしい」という望みが強いからではありませんか?

 

もちろん、子供がより良くなることを願うのは親として自然なことです。

親が子供の幸せを願うのは自然なことですから。

 

ただ、それは“より良く”であって“良く”とは違いますよね。 

 

「良くなってほしい」と望んでいる親御さんは、その裏に「今は悪いけど」という思いがへばりついているはずです。

 

一方、より良い状態を願っている親御さんは、その裏に「今もいいけど」という思いがあるはず。

 

つまり、「良くなってほしい」と思っている親御さんは否定のエネルギーが生じやすく、より良い状態を目指している親御さんは肯定のエネルギーに満ちていて、両者は一見すると似て見えますが中身は全く違うんですよね。

 

そこのあたりが曖昧になっている親御さんが、平気で現状を否定しながら「良くなってほしい」と願っています。そういう親御さんは現状を否定しているわけですから、今の子供のありのままも受け入れることができません。そうして親御さん自ら子供の不登校を悪化させていくのです。

 

どうして悪化させるのかって? 

 

子供の現状を否定している親の気持ちと「良くなってほしい」という親の期待が、ダブルで子供のプレッシャーとなるためです。

 

親からのプレッシャーが強ければ、子供はそのプレッシャーに反発するのが精一杯で、その反発にエネルギーを使い果たし、学校に行ったり転校したり進学を考えたりするパワーが湧いてきません。

 

そうして不登校は悪化・長期化する一方なのです。

 

子供の状態を良くすることができる親御さんは、「良くなってほしい」と思う気持ちに傾いていません。前述のように“感謝”し、今の子供のありのままを受け入れ、「今のままでも充分じゃないか」と思いながらもより良い未来に向けて親としてできることを淡々と行なっています。

 

だから余計なプレッシャーがなく親が子供の力になることができ、子供は着実に不登校を脱け出す方向に向かっていくのです。

 

これは非常に深い話なので、何度も読み直してください。「不登校のままでいい」と言っているわけではありません。「不登校のままでもいい」と思えるくらい中立な感情になった時、子供へのプレッシャーが中和され、親が子供をサポートできるようになる(=不登校脱出に向かう)、ということをお伝えしたいのです。

 

 


3.笑顔

 

対面で不登校相談を行なっていると「怖い顔」や「暗い顔」をして相談にみえる親御さんがたくさんいらっしゃいます。「こんな顔した人が家の中にいたら家族全員が落ちこむだろうなぁ」と思うものです。

 

「怖い顔」や「暗い顔」をするのはラクなものです。筋肉使わなくていいですからね(笑) 

 

ただ、そのラクなほうに流されていたら「ラクではない未来」が待っているでしょう。

 

ダイエットでも筋トレでも、ちょっと無理するからこそ結果が出ますよね?

 

それと同じです。

 

ちょっとだけ無理をして「笑顔」をキープする訓練をするだけでも、不登校好転という結果が出やすくなるのです。

 

(もちろん、作り笑いをしましょう!ってことではなくて、最初のうちは多少無理をしてでも笑顔を心がけてそのうち自然な笑顔を保てるようになりましょう、ってことです)

 

あなたは、素敵な笑顔で過ごしていますか?

 

子供は親の「怖い顔」や「暗い顔」を見て自分(子供)のせいだと感じます。

自分が学校に行かないせいで親がイライラしているんだ…… 落ちこんでいるんだ…… 親をこんな目にあわせる自分はなんてダメな人間なんだろう…… こんなダメな自分は価値が低い……こうしてセルフイメージが下がり、ただでさえ不登校で自信喪失しているところに追いうちをかけるように自信喪失が加わります。

 

そうして自信をすっかり失い、意気消沈し、学校に行くなんて想像すらできなくなる…… これが典型的な不登校悪化のケースです。

 

ですから、それを防ぐためにも親御さんが笑顔でいることが大切なのです。

(もちろん、親が「怖い顔」や「暗い顔」をしていると子供は親に話しかけづらくなる、という大損害もあります。親に話しかけづらい→話さない→親は子供の話を聴けない→話を聴けないと気持ちが分からない→気持ちが分からないからどうサポートしていいか分からない→サポートできない→不登校悪化)

 

たまには鏡を見てください。あなたの表情はあなたが思っている以上にかたいかもしれませんよ。

 

 


4.話を聴く

 

あなたは子供の話をどれくらい聴いていますか?

 

どれくらい深く聴けていますか?

 

不登校の方達の多くが、「不登校だった頃に苦しかったのは親に話を聴いてもらえないことだった」と語ります。

 

それは、子供が「これから本題を話そう」と思っている時に少し黙ると、決まって親が話し始めることが原因です。

 

人は大事なことを話そうとする時に慎重になるものです。自分にとって大事なことを打ち明けようとするからこそ、慎重になって、しっかりと考えて、言葉を選びたくなるのです。

 

当然、そこには沈黙が訪れます。ちゃんと話したいと思うからこそ、黙って頭の中でまとめる時間が必要なのです。

 

それを知ってか知らずか、ほとんどの親御さんは子供との会話で沈黙が訪れるとすぐに話し始めます。間があくことがいけないことだと思っているのか、何かしら話し始めるのです。

 

それで本題を切り出せなくなった子供は、話すのをあきらめ、終了。そうして“あきらめ”が募るたびに子供は無口になっていきます。

 

当然ですよね。本当に話したいことを話せない欲求不満が蓄積されていくのですから。

 

親と会話するたびにフラストレーションがたまっていけば、親と話したくなくなるのは当たり前です。

 

もう一度、質問します。

 

あなたは子供の話をどれくらい聴いていますか?

 

どれくらい深く聴けていますか?

 

もし、ちゃんと聴けている自信がないなら、まずは沈黙を尊重するところから始めてみてください。

 

それだけでも親子間の会話が変わってきて、子供が大事な話をする可能性が高まり、不登校改善に向けて大きく動き出しますよ。

 


5.質問する

 

不登校対応では「子供自身に決めさせる」という点が極めて重要です。

 

理由は2つ。

 

a.不登校初期に強制されがちだった記憶を払拭するため
b.子供の自発性を強化するため

 

まず、aから説明しましょう。

 

不登校の子供と親の関係は、大半が不登校初期に崩壊しています。

 

<例>

子供が学校に行かなくなったことに驚き、ショックを受け、不安に飲み込まれ、混乱し、子供の気持ちをろくに聴こうともせず無理やり学校に行かせようとしてしまう
 ↓
そこで自分の気持ちを分かってもらえなかった子供は親に対する不信感を強め、心を閉ざす

 

このような形で崩壊しているので、その崩壊の記憶があるうちは正常なコミュニケーションがとれません。

(上記はあくまでも一例です。他にもいろんな形で親子間の関係が崩壊しています)

 

その状態で親が子供に何かを言えば、反射的に子供は「また強制される!!」と解釈してしまいます。そのため、親が何か言えば言うほど親子関係が悪くなり、衝突が絶えず、しまいには子供が心を閉ざして部屋にひきこもってしまうのです。

 

ですから、何か言う前に「質問」が大事。まずは「質問する」というコミュニケーションの取り方で、子供との距離を縮めていく必要があるんですね。

 

「質問」という形をとれば、そこに「強制」が生じません。

 

「あなたはどうしたいの?」

「あなたはどう考えているの?」

などと質問されて「強制された!」と感じる人はなかなかいませんよね。(もちろん、声のトーンや顔の表情にもよりますが)

 

だからこそ、「質問」が「強制されがちだった記憶」を消すツールとして有効で、その有効な手段を使っていただきたいのです。

 

bについても説明しましょう。

 

親が子供に質問を投げかけると、その質問について子供は必ず考えます。

 

「わかんない!」と即答で返ってきても、必ず一瞬は自分の頭で考えています。(その場では考えなくても、あとになって思い返して考えることはよくあることです)

 

その「自分の頭で考える」という経験が積み重なることで自発性が強化されることは明らかですよね。

 

もし、これが「親から子供に向けて何か言う」という形だったらどうなるでしょう?

そう、前述のとおり、子供は反射的に「また強制される!!」と解釈してしまいます。

 

それで衝突が増え、親子関係が悪化。

質問の場合とえらい違いだと思いませんか?

 

親から子供に何かアドバイスできるようになるのは、もっと後のプロセスです。焦らずに、まずは「質問」で親子間の距離を縮めていきましょう。

 

 


6.鬼の言葉を使わない

 

「笑顔」に関するお話でもお伝えしたとおり、不登校の子供を持つ親御さんの多くが「怖い顔」や「暗い顔」をしています。

 

どうしてそういう顔になるのか? その原因は普段の心がけにもよりますが、もう一つ、日頃どんな言葉を発しているかも関係します。

 

「担任が何もしてくれない」

「新しい先生は気が利かない。前の先生のほうが良かった」

「子供が不登校になってから私の体調が悪くなった」

「もう死んでしまいたい」

「子供の将来が心配で眠れない」

 

……こんなふうにネガティブな言葉を口に出していませんか?

 

何を言うかは個人の自由ですが、そんなことばかり言っていたら「怖い顔」や「暗い顔」になりますよ。

 

人間の脳はよくできているもので、一つ何かを発言するとその発言を強化していきます。

 

<例>

「担任が何もしてくれない」と発言
  ↓
脳が「担任が何もしてくれない人であること」を証明しようと勝手に動き出す
  ↓
そう言えばこんなこともしてくれない、あんなこともしてくれない……とエンドレスで「担任=何もしてくれない」を強化していく
  ↓
担任に対する不満が膨れ上がり、嫌な気分が増す
  ↓
その嫌な気分が表情に現れる(「怖い顔」や「暗い顔」)

 

こうして脳の“便利な機能”のおかげで、あっという間に身体全体を悪化させていくのです。

 

当然、その影響は子供にまで及びます。親の「怖い顔」「暗い顔」を見て話しかけづらくなり、「また批判されるかも」「またうるさいこと言われるかも」と思いこむようになり、しまいには何も話さなくなるのです。

 

子供が無口になってしまうと、親は子供の気持ちが分からないのでどうサポートしていいか分かりません。どうサポートしていいか分からないから、サポートできず、子供の不登校は悪化。こうして不登校悪化に陥っていくのです。

 

親の表情や雰囲気を“鬼”にしてしまうような言葉はできるだけ口に出さないようにしましょう。

 

 

以上、子供が不登校になったときに最低限しておかなければならないことを1~6に分けてお伝えしました。

 

 1.感謝
 2.受け入れる(受容)
 3.笑顔
 4.話を聴く
 5.質問する
 6.鬼の言葉を使わない

 

この6つを意識して対応改善をはかるだけでも、子供の状態はグングン良くなります。

 

不登校改善は親が対応を間違えなければスムーズですから、希望を持って取り組んでくださいね!

 

 

執筆者:シア・プロジェクト代表 木村優

 

 

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