【Point!】不登校の子供は、実は、天才性を発揮しやすい位置にいます。親が対応を間違えなければ、不登校のなかで子供はイキイキと才能を開花させ、天才的な能力を発揮するようになります。そして、その天才性の発揮が不登校脱出に結びつきます。不登校の子供が天才に育つために親は何をしたらいいのか、その点についてこの記事で説明します。
~ここから下に書いてある内容は、“慎重”に読んでいただくことをおすすめします。サラッと読み進めてしまうと肝心なところを誤解してしまいますので、できれば何度も読んで、一言も逃さないように読むことをおすすめします。~
「天才性は比較からは生まれない」
そんなふうに実感したこと、ありませんか?
他人と自分を比較し、勝とう勝とうと一生懸命がんばることでは天才的な能力が発揮されない……
そう実感したことがある方もいるはずです。
逆に今、意外に思っている方のほうが多いかもしれません。
「え!? 他人と自分を比較して、勝とう勝とうと一生懸命がんばることで天才性が発揮されるんじゃないの?」
と思う方が多いのではないでしょうか。
そう思った方は、頭を柔らかく柔らかくして、この先の文章を“慎重に”読み進めることをおすすめします。
他人と自分を比較し、勝とう勝とうと一生懸命がんばることでは天才的な能力が発揮されない……
これは、よくよく考えてみると当然のことでしょう。
天才的な能力とは、なぜかわからないけど上手くできてしまう力です。他人との比較で「差」を埋めようと努力して上手くできるようになることは、上達の過程に「努力して差を埋めたから」という「上手くできる理由」があるので「なぜかわからないけど上手くできてしまう力」ではありません。
そう考えると、比較から生まれる上達は天才性と言い難いでしょう。(天才性は比較からは生まれない)
暴論に思われるかもしれませんが、割と納得できることではないでしょうか。
個人的な話になりますが、私の今までの人生を振り返ったとき、「天才ですね」と賞賛されたことに関しては「他人と比較した上での努力」はしていません。他人と自分を比較して一生懸命努力したことではなく、純粋に楽しんでやっていたことに関してスゴい成果が出て「天才ですね」と言われたものでした。
逆に、他人と自分を比較して一生懸命努力したことは、がんばってがんばって中の上!といったレベルでした(^_^;)
私が覚えている限りでは、他人との比較で一生懸命がんばって天才的な能力が発揮されたことはありません。(※)
※天才的な能力が発揮された“後”に自分と他人を比較することはありました。ただし、その比較は「他人に追いつこうとする比較」ではありません。「自分が勝つだろうなあ」といったような確信めいたものがある上での比較です。勝つために努力しているときに、勝つことを意識するより楽しむ意識が強いのも特徴です。このあたりは言葉で表現するのが難しいところですが……
私だけかな?と思っていたら、そんなことはありませんでした。各分野で天才と呼ばれているような人達の話を読んだり聞いたりしていると、みなさん似たようなことを言います。
例えば、事業で大成功されている知り合いの社長さん。彼は「今の事業に関する勉強をしたり仕事をしたりするのが楽しくて楽しくてたまらない」と言います。
競合のことなんて眼中になく、
「競合に勝っても負けても、どちらにしても楽しくてやってるだけだからそれで十分だと思ってる」
と言います。
周りから見ると「おいおい、大丈夫か……」と心配になりますが、彼はその分野で15年以上成功し続けていて、“オンリーワン”の存在として信じられないほどの高収益経営を継続しています。
彼はなぜ、そこまで成功し続けているのでしょうか?
原因はシンプルです。
彼のやっていることが天才的だからです。
商品作りから経営のしかたまで、さまざまな点で彼は天才的です。「よくそんなこと思いつくなあ!」と周りが驚くようなことを次々と思いつき、実行しています。
当然、競合他社で彼のマネをする経営者(会社)も現れますが、彼には勝てません。二番煎じは価値が低いので、本家本元の彼が勝ってしまいます。
そうして「他人と比較せずに楽しんでいる彼」が勝ち、「他人と比較して一生懸命がんばっている競合」が負けているのです。
面白いもので、そんな“天才”の彼もダイエットの分野では天才ではありません。
何も気をつけずに食べたいものを食べていたら、ぶくぶく太ってしまいました(笑)
そこで彼は何度もダイエットに挑戦しているのですが……
何度がんばっても、やせることができません。
他人と比較してがんばっているからです(笑)
やせている人と自分を比べて「自分もああいうスリムな体型になりたい!」と願い、ジムに通ったり食事制限したりして一生懸命がんばっているのですが、なかなかやせない……
こんなふうに、才能がない分野では他人との比較で一生懸命がんばりながらなかなか結果が出ず、逆に才能がある分野(天才的な能力を発揮できる分野)では他人との比較を超えて純粋に楽しんでいるだけで圧倒的な結果が出るものなんですよね(^^)
親が自分自身の経験を思い出すことの重要性
こういったことは「天才性を発揮した経験がある人」しか実感できないことでしょう。
天才的な能力を発揮したことがなければ、どんな場合に天才的な能力が発揮されてどんな場合に天才的な能力が発揮されないか分からないためです。
「私は天才性を発揮したことがないから無理だ_| ̄|○」とガックリした方もいるかもしれませんが、そんな人でも落ちこむ必要はありません。誰もが何かしらの天才性を発揮した経験があるはずです。それはちょっとしたことかもしれませんが、忘れているだけで経験としては誰でもあるはずです。
今、ちょっとだけでもいいので時間をとって、自分自身の人生を振り返ってみましょう。
あなたの人生のなかに、「他人との比較を気にせずに純粋に楽しんでやっていたら天才的な能力が発揮された経験」がありませんか?
逆に天才的な能力が発揮されなかったケースも思い出してみましょう。
他人と自分を比較して一生懸命がんばったのに、なかなかいい結果が出ない…… その傍らで、たいして努力していなさそうな誰かがやすやすと自分よりいい結果を出していた……
そんな経験ありませんか?
その二つを明確に思い出せば、“実感を伴って”理解できるはずです。
この理解を不登校対応に生かしていきましょう。天才性が発揮されるときと発揮されないときの違いを明確に頭に刻みつけておくのです。そうすることで、子供の天才性発揮を邪魔せず、天才性を伸ばすサポートが自然とできるようになってきます。
あなたは子供を「比較」のなかに閉じ込め、天才性の発揮を阻害していませんか?
子供が比較を気にせずのびのびと自由に活動できるチャンスをつぶしていませんか?
天才の子供が天才になりやすいのは、なぜ?
どんなに“普通”に見える子供でも、何かしらの天才性を持っているものです。それが現れ出るためには、子供自身が「比較を肯定しすぎる心」を離れなければなりません。
「比較されるのが当たり前!比較される中で勝ち抜くのが価値だ!」と思いこんでいるところから抜け出し、比較を気にせずに才能が開花する道を意識し始める必要があります。
そのために親ができることは何でしょうか?
まずは、親御さん自身が比較にとらわれすぎないことです。
もちろん、ときには比較も必要なものなので、比較することを完全消去する必要はありません。ここでお伝えしていることはバランスの話。比較に価値を感じすぎている自分を少しでも自覚した場合、その偏りを調整してバランスを取り戻すと効果的です。(不登校改善に結びつく効果が生じます)
比較を肯定しすぎる気持ちが今までにどれくらい生じてきたか、それを振り返ってみて、その数が多いようなら今後は気をつけましょう。今後は、比較を肯定しすぎる気持ちが生じるつど「比較しないことのメリット」を考えてみると改善が進みます。(メリットの1つとして前述した内容を参考にしてください)
できれば、親御さん自身が天才性を発揮するといいですよね。
親御さん自身が「比較されるのが当たり前!比較される中で勝ち抜くのが価値だ!」と思いこんでいるところから抜け出し、比較を気にせずに才能を開花させることができたら、子供は2つの点で良い影響を受けます。
1. 天才性を発揮できている親をお手本にできて、自分(子供)も天才性が発揮しやすくなる
2. 子供の天才性が発揮される場面を親が邪魔しなくなり、子供の天才性が発揮されやすくなる
この2つの良い影響を受けると、子供は徐々に天才性を発揮するようになります。
親からの2つの良い影響で子供は「比較されるのが当たり前!比較されるなかで勝ち抜くのが価値だ!」と思いこんでいるところから抜け出し、比較を気にせずに才能が開花する道を意識し始め、実際に比較を気にせずに純粋に楽しめることを優先するようになり、やがて天才的な能力を発揮するようになるのです。
不登校の子供は天才性を発揮しやすい位置にいる!
子供が天才的な能力を発揮し始めたら、親御さんはそれを見逃さないようにしましょう。
もしかしたら、その天才性は理解しがたいものかもしれません。親の理解力ではとらえきれないものかもしれません(※)。
※天才性をとらえきるために、できるだけ早い段階から親が理解力を高めておく必要があります。その理解力向上のトレーニングになるのが「ひふみ~よ」です。
ですから、できるだけ頭を柔らかくして子供の力を認めましょう。子供が発揮し始めた天才的な能力をするどい意識で見つけてあげてください。それができれば、子供の天才的な能力が急速に伸びていきます。
親が子供の力(天才的な能力)を“見る”だけで、その能力が急速に伸びていくのです!!
「見られる意識による向上スピードの上昇」を実感したことがありますか?
例えば、あなたがピアニストで、大勢のファンの前で演奏するとしたら、部屋で一人きりで演奏しているときとはまるで意識が異なるでしょう。
「ファンは自分の“才能”を“見て”くれている」
その事実は、適度な緊張感と喜びを与えてくれるはずです。その適度な緊張感と喜びが原動力となり、一回の演奏経験による上達の幅が大きくなります。
それと同様のことが起きるのです。親が子供の力(天才的な能力)を“見る”だけで、その能力が急速に伸びていきます。
“見る”とは、“意識すること”です。子供が天才的な能力を発揮し始め、その能力に気づいたら、できるだけその力を意識してあげましょう。「この子にはこんな力があるんだなぁ」と、ときどき思うだけでも十分です。それだけのことでも、子供の人生がガラリと変わります。
どんなに普通に見える子供でも、どんなに劣っているように見える子供でも、必ず一人一人に天才性が宿っています。それを発揮できるかどうかは、親の力によるところもあります。
特に不登校の子供は、不登校初期の段階で親や周りから傷つくことを言われ、それによって自信を失い、「自分は天才なんかじゃない」とあきらめかけている部分もあるので(でも、その一方で現実逃避するかのように自分はすごい人間だと無理やり思いこもうとする気持ちもあるので)、親が対応を間違えると天才性がなかなか表に出てこなくなるでしょう。その「蓋」のようなものは、親が対応を間違えれば間違えるほど厚くなっていき、子供の天才性発揮を阻んでいきます。だからこそ、不登校対応のトレーニングは1日も早く始めるべきなのです。
子供が輝く未来に向かっていけるよう、親としてできることを最大限に実行していきましょう。
嘘でも何でもなく、本当に、子供は誰でも「天才になる可能性」を秘めていますし、そのなかで「不登校の子供」は天才性を発揮しやすい位置にいます(※)。
※学校という「比較される環境」から離れているため。
執筆者:シア・プロジェクト代表 木村優一
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