不登校解決策ブログ

親御さんの喜びの声の数、日本一!!創立から15年、信頼と実績を積み重ねてきたSIAPROJECTの代表(木村優一)が無料で不登校解決ノウハウを公開しています。

不登校の子供に言ってはいけない禁句

 

子供が突然、不登校になった……

 

そんなショッキングな出来事が起きると、ほとんどの親御さんは冷静さを失ってしまいます。何をどうしていいかわからず、混乱してとんでもない対応をしてしまう親御さんも多いでしょう。

 

これから、子供が突然不登校になったときの対応のポイントをいくつかお伝えします(不登校の子供に言ってはいけない禁句もお伝えします)。これらを頭に入れて適切な対応をとってください。それだけでも、お子さんの将来が明るいものになります。

 

 

子供を無理やり動かそうとせず、○○に転換する!

 

不登校の子供は、ただでさえ無理をしています。学校に行っていた頃にずっと無理をしてきて、不登校になった直後も精神的に無理をしているケースが大半です。そこに親の“無理やり”が加わると子供は耐えきれません。自分で無理をしている上に親からも無理を強いられるのですから、キャパシティーオーバーになって心が壊れてしまいます。その精神的ダメージであっという間に不登校悪化→長期化へ。大半の不登校事例が短期間で解決しない原因はここにあります。

 

不登校直後、子供を無理やり動かそうとするのはお勧めしません。無理やり動かそうとするのではなく、子供が自ら動きたくなるようにサポートしましょう。そのサポートのしかたは奥が深いものですが、まずは子供の話を聴くことに集中するだけでもOKです。子供を無理やり動かしたくなったら、そこで頭を切り替えて「子供の話を聴く!」と転換しましょう。その心がけがあるだけでも、子供の“動き”が全く違ったものとなり、短期間で不登校から抜け出せる可能性が高まります。

 

 

 

“正しい考え”は言わないほうがいい

 

親の考えは“正しい”ものです。一般常識に当てはめるなら、親が考えていることはほぼ正しいでしょう。学校には行ったほうがいい、勉強はしておいたほうがいい、規則正しい生活をしたほうがいい……どれも一般常識では正しい考えです。その正しい考えを子供が分かっていない気がして、親は必死に子供に伝えようとしてしまいます。

 

ただ、一般常識で何が正しいかは子供もよくわかっています。親からわざわざ言われなくても子供自身でわかっています。もしかしたら、親以上に子供のほうがわかっているかもしれません。それくらい「一般的な正しい考え」は子供自身よくわかっています。

 

ですから、親が考える「何が正しいか」をわざわざ言う必要はありません。言わなくても子供はわかっているのですから、言う必要はないのです。

 

言う必要はないのに、親の“正しい考え”を言ってしまったら…… どうなると思いますか?

 

ほとんどの不登校の子供は責められているように感じます。バカにされたように感じる子供もいます。「お前はわかっていない!!」と言われているような気がして、攻撃されている感覚や見下されている感覚になってしまうのです。それで親と距離を置きたくなり、黙りこんだり引きこもったりして不登校長期化に向かうのです。

 

 

親が言わないほうがいい言葉の例をいくつか書いておきましょう。

 

<例>

「学校に行かないと人生が狂うよ」

「私たち(親)のために学校に行って!」

「学校行かないで、勉強はどうするの?」

「将来はどうするの?」

 

こういった言葉を言ってしまったら、子供は精神的に追いつめられてボロボロになってしまいます。

 

ちなみに「どうなっても知らないから」は禁句です。これを言ってしまったら終わりだと思ってください(※)。

 

※この禁句を言ってしまった方には「ひふみ〜よ」をお勧めします。私は自分のサポートをお勧めすることは滅多にありませんが、この言葉を言ってしまった親御さんに対しては別です。相当まずい言葉を言ってしまっているので、緊急で親子関係の改善に取り組まなければなりません。一日も早くプロの力を活用しはじめることをお勧めします。

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親の“正しい考え”は言わず、まずは子供の思いを聴きましょう。何も話してくれないなら、子供の気持ちを知りたいと意思表示をしましょう。それも無理なら、最大限に想像を広げて今の子供の気持ちを想像してみて、その気持ちに共感してみましょう。そのような時間をとるだけで、最悪の事態を避けることができます。

 

 

 

“敵視化”を防ぐためにココに気をつける

 

不登校の子供の心の中には、自分でもわからないところがあります。例えば、「どうして学校に行きたくないの?」と問われても、その理由がハッキリしないケースもあります。それなのに「どうして?」「どうして?」と問いつめられると、子供の目に映る親が敵のような存在(邪魔者・障害)になります。

 

親のことを敵のように感じるとそこからはだんだんと心を閉ざし、親に本音を言わなくなります。子供が本音を言わなくなると、親は子供をどうサポートしていいかわからなくなります。そうなってしまうと親のサポートが“的外れ”になりますから、子供は一人で頑張ることになり、不登校が長期化します。

 

学校に行きたくない理由がハッキリしているケースでも気をつけなければなりません。例えば、いじめが原因で不登校になった場合、理由を聞かれるのはつらいものです。「どうして学校に行きたくないの?」と聞かれるたびに辛かったいじめのことを思い出し、傷口をえぐられるような感覚になります。そこで問いつめたら子供の心の中で親が敵になります。自分の心を傷つける悪魔に見えてしまいます。そうなってしまうと子供が心を閉ざし、場合によっては引きこもりになります。いちど引きこもりになってしまったら、そこから不登校脱出に向けての改善は非常に困難となります。

 

そもそも不登校かどうか以前に、問いつめられると反射的に感情的になる子供も多いものです。「よくわからないけどここは怒りを爆発させて防御しておけ!」と心が指令を出し、感情的になるんですね。その意味でも、親が子供を問いつめるのは良くありません。

 

子供が不登校になった直後は親が子供を問いつめてしまいがちで、それが原因で不登校長期化に向かうケースが大半です。問いつめない!!と心に決めましょう。

 

 

 

感情爆発を防ぐ、簡単なトレーニング

 

親が感情を爆発させて、その感情を子供にぶつけたら、子供の心の中で親を尊敬する気持ちが薄れます。と同時に、親が「子供」のように見えてきます。

 

「あーあ、こんなに感情を爆発させちゃって……面倒くさい人だなぁ。親ならもっとしっかりしてくれよ……」

 

そんながっかりするような気持ちになり「この親は、自分(子供)の力になれない」と失望します。

 

そうなってしまえば、親が子供のサポートをすることは難しくなるでしょう。未熟な人のサポートが力になると考える人はなかなかいません。それは子供も同じです。親のことを「子供(未熟)」だと思っているのですから、「こんな未熟な人が、自分(子供)をサポートすることは無理だろう!」と感じてサポートを拒否してしまいます。

 

親のサポートなしで子供がスムーズに不登校脱出できるでしょうか?

 

不登校脱出はそんなに甘いものではありません。親のサポートなしで子供一人の努力で不登校脱出しようとしても困難です。親のサポートだけで不登校脱出できるわけではありませんが、親のサポートがあってはじめて不登校脱出できるところもあります。ですから、親のサポートを確実に子供が受けられるように、親は「感情を爆発させない自分」に変わっておいたほうがいいのです。

 

子供に感情をぶつけないために、親が「自分自身の感情」との上手な付き合い方をトレーニングで身につけておくことが重要です。今すぐにでも、感情に関するトレーニングを始めることをお勧めします。(これは、不登校初期の子供を持つ親御さんも、すでに不登校が長期化してしまっている子供を持つ親御さんも、どちらも必須のことです)

 

トレーニングのしかたはいろいろとあり、本気でトレーニングしたい方は不登校専門家のもとで行うべきですが、どうしても自分一人で基本的なトレーニングをしたい場合には「深呼吸&生命感謝」を継続してみてください。(一日一度以上、毎日継続です。毎日必ず継続しなければ効果はありません。「一日でもサボってしまったらリセットされる」と思っておいてください)

 

「深呼吸&生命感謝」のトレーニングはシンプルです。大きく3回深呼吸をして「子供が生まれてきてくれたこと」「子供が生きていてくれるだけでもありがたいこと」を思い出すだけ。そして、そのときに自然と湧いてくる感謝の気持ちを十分に味わいましょう。それを継続するだけで感情が乱れにくくなり、感情が爆発するリスクも小さくなり、子供に感情をぶつけてしまうリスクも小さくなっていきます。

 

 

 

子供が学校に行けた時、バカみたいに喜ばない

 

子供が突然不登校になっても、その直後、その子の気合いと根性で再び登校するようになることがあります。そこで親がバカみたいに喜んでしまったらアウト! 子供の心には親に対する不信感が芽生えるでしょう。

 

「なんだよ、こいつ(親)!!子供が学校に行きさえすればそれでいいのかよ!! ふざけんな!! こっちがどんな気持ちで学校に行くのかも知らないでヘラヘラ喜んでんじゃねーよ!! 親だったら子供の苦しみをわかりたいと思うのが普通じゃねぇーの!? ほんとに親かよ!! もう、こいつ(親)は信じられない」

 

こんな気持ちになります。この不信感はやがて恨みのような気持ちに変わり、子供によっては親に復讐したくなる気持ちが湧いてきます。その復讐の手段として再び不登校になるケースも少なくありません。再び不登校になれば親が苦しむとわかっていて、それが復讐になると考え、意図的に再び不登校になるケースもあるのです。そうして再び不登校へ。いちど不登校が再発した場合、再発後は最初の不登校よりも改善が困難となります。

 

子供がその子の力で苦しみながらなんとか登校した場合、バカみたいに喜んではいけません。喜びもせず、悲しみもせず、落ち着いて「子供のためにできることはなんだろう?」と考えましょう。余計な反応をしないこと。余計なことをしないことが大事です。

 

 


以上、子供が突然不登校になった場合の対応のしかたのポイントをお伝えしました。

 

これらのポイントを頭に入れて、親子一緒に明るい未来に向かっていきましょう(^-^)

 

 

 

執筆者:シア・プロジェクト代表 木村優一

 

 

 

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