不登校解決策ブログ

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不登校の引きこもり化を未然に防ぐ対応

 

※下記の記事は、2019年7月11日に加筆修正しました。今回の加筆修正部分はわかりやすく【補足】として最後のほうに書かれています。この記事に限らず、他の記事も最新の動向を踏まえながら内容をブラッシュアップしていますので、定期的に目を通すようにすることをお勧めします(^^)

 

 

「親と関わるのがストレスになった。だから、部屋に引きこもるようになった」

 

そう話す不登校の子供は多いものです。

 

 

私も不登校だった頃、そうでした。

 

リビングにいると、親からいつ学校の話をされるかビクビクしてしまったり、何も言われなくても「学校に行ってないくせにリビングでダラダラして……」と責められているように感じてしまったりしたので、そのストレスが嫌で部屋に引きこもるようになったのです。

 

 

これはもちろん、外出しないレベルの引きこもりでも同じです。

 

外の人達と関わるのがストレスになった

だから、自宅に引きこもるようになった

 

この流れで引きこもりになるケースが多いでしょう。

 

少しイメージしてみると分かると思いますが、一度この流れで自室(または自宅)での引きこもりになってしまうとストレス耐性は弱まっていきます。自分以外の人間から加わるストレスがなくなることによるストレス耐性の低下と、一人きりで過ごす時間が多いことによる孤独のパワーダウンがダブルで働くため、ストレスに耐える力が急速に弱まっていくのです。

 

そうしてストレス耐性が弱まれば、引きこもりからなかなか脱出できません。

 

ですから、そうなる前に1日でも早く親御さんが正しい対応のしかたを身につけたほうがいいのです。

 

 

ここは重要なポイントですから繰り返しますね。

 

1日でも早く、親御さんが正しい対応のしかたを身につけることが重要です。

 

ほとんどの親御さんは逆になってしまっています。認識が甘く、心のどこかでのんびりしています。脅かすようなことは言いたくありませんが、その危機感のなさが状況をあっという間に悪化させ、改善が難しい状況にまで陥らせます。

 

本やネットで知ったノウハウをランダムに応用して失敗していたり、「いざとなったら専門家の力を借りよう」と考えてモタモタしているうちに自己流の悪い癖がついたり、専門家もどきの指導にしたがって間違った対応をしてしまったり…… 

 

そんなことをしていませんか? そういうことをしていると子供の引きこもり化を急速に進ませてしまい、改善が困難になってきます。

 

 

これから、間違った対応のしかたをお伝えしましょう。これを知ることで、あなたが子供の引きこもり化を強化してしまっていることに気づくかもしれません。それと同時に、この「間違った対応のしかた」の逆をやれば正しい対応になることにも気づくはずです。

 

 

するどい方はもうお気づきだと思いますが……

 

 

子供にとって過剰なストレスとなるようなことを親がすればするほど子供は自分の部屋に引きこもります。親以外の人間が子供の過剰なストレスになるようなことをすればするほど、子供は自宅に引きこもり外出しなくなります。

 

ですから、間違った対応をしたければ簡単です。子供にとって過剰なストレスになるようなことを親か親以外の人間がやればいいのです。

 

<例>

 

・子供の気持ちに共感することもせず、親の考えで登校刺激する(←共感がベースにないため、子供の心を閉ざす方向に向かわせている=引きこもり化のエスカレート)

 

・子供が「会ってもいい」と言ったのを単純に真に受けて、学校の先生や友達に会わせようとする(←単純に真に受けている点が問題点。自分の気持ちをわかってもらえていないと感じた子供は心を閉ざし、引きこもり化がエスカレートする)

 

・なんの悪気もなく、親が学校の話をする(←子供は間接的に学校に行け!と言われているように感じるため、逃げるようにして引きこもる)

 

こういうことをやっていけば、ほぼ確実に引きこもっていくでしょう。

 

自己流でがんばっている親御さんや偽物のアドバイスを信じてがんばっている親御さんは前述のような対応を平気でつづけてしまうものなので(子供の状態をどんどん悪化させてしまうので)本当に気をつけてください。

 

 

まずは、マイナスに傾いている現状をゼロに戻すことです。

 

あなたが前述のような間違った対応をしているなら、それはマイナスを増やす行為です。ですから、まずはそれをやめるだけでいいのです。間違った対応をやめるだけでマイナスを増やすことはなくなり、ゼロに戻り、そこから子供の状態はだんだんと良くなっていきます。

 

間違った対応をしない。たったそれだけで、子供が引きこもりになるリスクを下げることができるのですから、簡単だと思いませんか?

 

 

 

【補足】

 

本文で登場した3つの例を「不登校の子供の引きこもり化をエスカレートさせてしまう典型的パターン」とし、それに関する改善のしかたのアドバイスをそれぞれお伝えします。

 


パターン1:子供の気持ちに共感することもせず、親の考えで登校刺激する

 

これは、「親の考えで」というところがミスです。共感がベースにないために親の自分勝手な考えで暴走してしまい、それが子供の心を閉ざす方向に向かわせてしまい、引きこもり化のエスカレートをまねきます。

このパターンに陥りがちな親御さんは、子供の気持ちに共感する気持ちを取り戻しましょう。難しいことではありません。子供がまだ赤ちゃんだった頃に子供の気持ちを必死で分かろうとしたように、できる限り想像を広げて子供の気持ちを思い浮かべてみるのです。

このパターンは、共感する意識を高めるだけで改善されます。共感の度合いが高まり、思考のバランスがとれてきたら、下手な登校刺激を行うことは自然となくなるでしょうし、それとともに引きこもり化がエスカレートしなくなるはずです。

 


パターン2:子供が「会ってもいい」と言ったのを単純に真に受けて、学校の先生や友達に会わせようとする

 

これは、単純に真に受けている点が問題点です。子供の発言はあくまでも“気持ちの一部”でしかありません。発言に気持ちの全部があらわれていると考えるのは早計です。

この問題点を解決するためには、1つの発言が出てきたときにそこで終わるのではなく、その先に気持ちの全体像が広がっていることを意識し、その全体像をとらえるようにしてさらに子供の話を深く深く聴いていくことです。

気持ちの一部でしかない発言を単純に真に受けられ、それが完璧な答えのように解釈されたら、子供は自分の気持ちがわかってもらえていないと感じ、心を閉ざし、引きこもり化がエスカレートします。そうならないように、前述の改善に取り組みましょう。

 


パターン3:なんの悪気もなく、親が学校の話をする

 

日頃の雑談で親が学校の話をなんとなくしてしまうことは、よくあることでしょう。気をつけている親御さんでも、何かの拍子に学校の話題を出してしまうことがあるはずです。「子供の学校」についてではなく、ニュースなどを見ていて「一般の学校全体」に関する意見をさらりと言ってしまうこともあるでしょう。

そうした発言は一般的には悪いものではありませんし、親御さんとしては何の悪気もなく言っているケースが大半だと思いますが、不登校の子供にはその発言の受け取り方をゆがめてしまうリスクがあります。学校の話題を出されることで、間接的に「学校に行け!」と言われているように感じ、それによって逃げるようにして引きこもるケースが多く見られるのです。

ですから、親はそのリスクを考慮し、意識しておいたほうが良いでしょう。学校に関することを全く話すな!ということではなくて、リスクを考慮しながら発言を選んだほうが望ましいということです。

「なんの悪気もなく親が学校の話をすることのミス」を繰り返してしまっている親御さんは多いものです。それによって引きこもり化をエスカレートさせている子供も多いものです。子供の引きこもり化をエスカレートさせたくないなら、ミスを繰り返し過ぎないように、できるだけ気をつけたほうが良いでしょう。

 


以上、不登校の子供の引きこもり化をエスカレートさせてしまう典型的パターンと、それに対する改善のしかたのアドバイスをお伝えしました。お伝えしたことを参考にしていただき、子供の明るい未来につなげていただけたら嬉しいです(^-^)

 

 

※その他にも「プラスを増やす対応のしかた」はたくさんあります。プラスを増やす対応のしかたが知りたい方には、SIAPROJECTのホームページに無料掲載されているコンテンツや木村優一のオリジナルメルマガを読むことをお勧めします。

 

 

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執筆者:シア・プロジェクト代表 木村優一 

 

 

 

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