不登校解決策ブログ

親御さんの喜びの声の数、日本一!!創立から13年、信頼と実績を積み重ねてきた不登校支援機関SIAPROJECTの代表(木村優一)が無料で不登校解決ノウハウを公開しています。

子供が不登校になったら、まずココに気をつけましょう!(初期対応)

 

不登校改善を早くする秘訣はシンプルです。

 

例えば、何かの病気になったとき、

 

安静にする、食事に気をつける…など、最低限のことに気をつけておけば病気の治りが早くなりますよね? 

 

それと同じように、不登校も親が最低限のことに気をつけておけば改善が早くなるものです。

 

※誤解のないように言っておきますが、不登校を病気だと言っているわけではありません。病気にたとえると説明がわかりやすくなりますので、ここでは病気にたとえて説明させていただきました。

 

病気と似ているのは、不登校の改善過程だけではありません。

不登校改善した後も同じです。

 

病気が治ったあと、食事に気をつけたり適度に運動するなどして最低限のことに気をつけておけば、病気の再発リスクが小さくなりますよね?

 

それと同じように、不登校脱出後最低限のことに気をつけておくことで不登校再発リスクが小さくなります。

 

 

これから、不登校対応で親が実行したほうがいい“最低限のこと”をお伝えしていきます。

 

これからお伝えすることをしっかりと意識し、実行していけば、お子さんの不登校改善が早くなるのはもちろん、学校に行くようになった後の不登校再発リスクも小さくなり、輝かしい未来に向かっていくことができるでしょう。

 

 

 

【本題に入る前に】

 

本題に入る前に、次のことを覚えておいてください。

 

「簡単なことがおろそかなのに、難しいことをしようとする親御さんが多い」

 

不登校の子供を持つ親御さんの多くは“自信過剰”で、自分の能力に合っていない難しいことをいきなりやろうとしています。

 

一般人向けの傾聴テクニックを不登校対応に使おうとしたり、マニアックな心理学を不登校対応に応用しようとしたり、難しそうな本を読みはじめたり…… 

 

いきなり難しいことに挑戦しています。

 

基本がしっかりとできていて「不登校対応の能力」が高ければそういうことに挑戦してもいいかもしれませんが、そんな親御さんはいません。みなさん不登校対応に関して素人なのに、いきなり「プロでも難しいこと」に挑戦しているのです。

 

肝心の基本的なことがおろそかなまま難しいことに挑む。それは、基本的なトレーニングを全くせずにフルマラソンに挑むようなものです。途中でリタイヤするのは火を見るよりも明らか。怪我をしたり体を壊したりするリスクも非常に高いでしょう。

 

フルマラソンであれば自分が苦しむだけなのでまだいいと思いますが、不登校対応は自分だけが苦しむわけではありません。親御さんが基本的なことをサボってしまうと、親御さんだけでなくお子さんまで苦しむことになります。

 

そんなことは誰も望んでいませんよね?

 

だからこそ、「難しいことをやる前に基本的なことができていますか?」と問いかけたくて不登校対応で最低限やっておかなければならないこと」を書くことにしました。

 

これから1つずつ説明していきますので、ひとつひとつ、自分自身ができているかどうかに意識を向けながら読んでみてください。

 

これからお伝えすることのすべてがしっかりとできていれば、確実にお子さんの不登校改善はスピードアップします。

 


1.感謝

 

あなたは、今、子供が生きていることに感謝していますか?

 

子供が生きていることそのものに感謝していますか?

 

子供が生きている、それだけでとてつもなく素晴らしいことですよね。

これ以上ないくらい、ありがたいことですよね。

 

そもそも、子供が生まれてくれただけで感謝してもしきれないでしょう。

 

そのことを忘れていませんか?

 

誤解を恐れずに言えば、不登校なんて些細なことです。

 

もし、子供が明日死んでしまったら、

 

「学校に行くとか行かないとかどうでもよかったな……もっと子供と過ごす時間を楽しんでおけばよかったな……」

 

と後悔するでしょう。

 

まずは、子供が生まれてきたこと、そして今生きてくれていることに感謝しましょう。生まれてきたあの日の感動を思い出しましょう。

 

その感謝のベースがなければ、どんな不登校対応を頑張ったって無駄です。「感謝すべきことに感謝していない」という罰当たりなことをやっていたら、子供の状態が良くなるわけがありません。

 

これは宗教的な話ではありません。

 

あなたが「今恵まれていることに感謝していない」という精神状態であれば、それは不平不満。不平不満を抱いている人に素晴らしい協力者はなかなか現れませんよね?

 

短期間で子供の不登校を直してしまう親御さんは、みなさん、今恵まれていることに感謝する素敵なマインドの持ち主です。今恵まれていることに感謝する人だからこそ、まわりの人たち(学校の先生・カウンセラー・親戚・友人知人・塾の先生など)が「もっと喜ばせてあげたい!」と思い、一生懸命力になってくれて、その素晴らしい協力のおかげで子供の状態がグングンよくなるのです。

 

もちろん、「この子が生まれてきてくれただけでありがたい、生きてくれているだけでありがたい」と思う気持ちは子供にも伝わります。その気持ちを感じ取った子供は「親からこんなふうに思われる自分は価値があるんだ」と感じやすく、自己肯定感を取り戻すでしょう(失わないでしょう)。

 

そうすれば、その自己肯定感のパワーで前に進み始めます。学校に行き始める、転校を決める、外出する、運動する、好きなことを始める……前進の形が何かは子供によって異なりますが、必ず前に進み始めます。そうして、着実に不登校脱出へと向かうのです。

 

まずは、「子供が生まれてきたこと」と「子供が今生きていること」に感謝しましょう。

 

できれば、一日に一度でもいいので、“独り言”で声に出して言ってみてください。

 

「○○(子供の名前)、生まれてきてくれてありがとう。あなたが今生きているだけで私は幸せだよ」

 

子供の前で言うわけではありませんよ。上記のような言葉を子供に伝えることを勧める不登校専門家もいるかもしれませんが、そのレベルの話をしているわけではありません。今ここでお伝えしている不登校改善ノウハウはもっと深くてレベルが高いものです。まわりに誰もいないときに“自分自身の独り言”として声に出すのが秘訣ですので、その点を誤解しないように気をつけてください。

 

この独り言を毎日継続していくと親の気持ちのベースが「感謝」で満たされていき、状況が好転し始めます。子供が不登校脱出に向かい始めるとともに、不登校再発のリスクが小さくなっていくのです。

 

 

2.受け入れる(受容)

 

あなたは、子供の存在をありのままに受け入れることができますか? 

 

子供にはマイナスに見える面もあります。醜い心を持った面、未熟すぎて危なっかしい面、怠けて甘ったれな面…… そういったマイナス面まで含めて受け入れられますか?

 

今、「受け入れられる」と思った親御さんは、なぜ、子供の不登校で悩んでいるのでしょう? 

 

ありのままを受け入れられるなら、子供が学校に行かない選択をすることも受け入れられるはずです。子供が家でゲームばかりしていても受け入れられるはずです。子供が昼夜逆転していても受け入れられるはずです。

 

それを受け入れられないのは、心のどこかに「こうあってほしい」と思う気持ちがあるからではないでしょうか?

 

もっとはっきり言えば、「良くなってほしい」という望みが強いからではありませんか?

 

もちろん、子供がより良くなることを願うのは親として自然なことです。親が子供の幸せを願うのは自然なことですから……。

 

ただ、それは“より良く”であって“良く”とは違いますよね。 

 

「良くなってほしい」と望んでいる親御さんは、その裏に「今は悪いけど」という思いがへばりついているはずです。

 

一方、「より良い状態」を願っている親御さんは、その裏に「今も良いけど」という思いがあるはずです。

 

つまり、「良くなってほしい」と思っている親御さんは否定のエネルギーが生じやすく、「より良い状態」を目指している親御さんは肯定のエネルギーに満ちていて、両者は一見すると似て見えますが中身は全く違うんですよね。

 

その違いが見えていない親御さんは、現状を否定しながら「良くなってほしい」と願っています。そういう親御さんは現状を否定しているので、今の子供のありのままを受け入れることができません。そうして親御さん自身の力で子供の不登校を悪化させていくのです。

 

どうして不登校悪化に向かわせてしまうのか、ピンときているでしょうか? 

 

そのメカニズムはシンプルです。親が子供を否定しすぎていると、「子供の現状を否定する親の気持ち」と「良くなってほしいと思う親の期待」がダブルで子供のプレッシャーとなるためです。

 

親からのプレッシャーが強ければ、子供はそのプレッシャーに反発するのが精一杯で、その反発にエネルギーを使い果たし、学校に行ったり転校したり進学を考えたりするパワーが不足します。パワー不足のままでは不登校を抜け出せませんから、不登校は悪化・長期化する一方なのです。

 

子供の状態を良くすることができる親御さんは「良くなってほしい」と思う気持ちに傾いていません。前述のように“感謝”し、今の子供のありのままを受け入れ、「今のままでも充分じゃないか」と思いながらもより良い未来に向けて親としてできることを淡々と行なっています。だから余計なプレッシャーがなく親が子供の力になることができ、子供は着実に不登校を脱け出す方向に向かっていくのです。

 

これは非常に深い話なので、何度も読み直してください。不登校のままでいい」と言っているわけではありません。「不登校のままでもいい」と思えるくらい中立な感情になった時、子供へのプレッシャーが中和され、親が子供をサポートできるようになる(=不登校脱出に向かう)、ということをお伝えしたいのです。

 

 


3.笑顔

 

以前、対面で不登校相談を行なっていたとき、「怖い顔」や「暗い顔」をして相談にみえる親御さんがたくさんいらっしゃいました。そういう顔をみていると「こんな顔した人が家の中にいたら家族全員が落ちこむだろうなぁ」と思うものです。

 

「怖い顔」や「暗い顔」をするのはラクなものです。筋肉使わなくていいですからね(笑) 

 

ただ、そのラクなほうに流されていたら「ラクではない未来」が待っているでしょう。

 

ダイエットでも筋トレでも、ちょっと無理するからこそ結果が出ますよね?

 

それと同じです。

 

ちょっとだけ無理をして「笑顔」をキープする訓練をするだけでも、不登校好転という結果が出やすくなります。

 

(もちろん、作り笑いをしましょう!ということではなくて、最初のうちは多少無理をしてでも笑顔を心がけてそのうち自然な笑顔を保てるようになりましょう、ということです)

 

あなたは、素敵な笑顔で過ごしていますか?

 

不登校の子供の多くは、親の「怖い顔」や「暗い顔」を見て自分(子供)のせいだと感じます。

 

「自分が学校に行かないせいで親がイライラしているんだ…… 落ちこんでいるんだ…… 親をこんな目にあわせる自分はなんてダメな人間なんだろう…… こんなダメな自分は価値が低い……」

 

そう感じます。意識または無意識で。

 

そうして子供自身のセルフイメージが下がり、ただでさえ不登校で自信喪失しているところに追いうちをかけるように自信喪失が加わります。その自信喪失の重なりで自信をすっかり失い、意気消沈し、学校に行くなんて想像すらできなくなる…… これが典型的な不登校悪化のケースです。

 

ですから、それを防ぐためにも親御さんが笑顔でいることが大切です。

 

(もちろん、親が「怖い顔」や「暗い顔」をしていると子供は親に話しかけづらくなる、という大きなデメリットもあります。親に話しかけづらい→話さない→親は子供の話を聴けない→話を聴けないと気持ちが分からない→気持ちが分からないからどうサポートしていいか分からない→サポートできない→不登校悪化

 

たまには鏡を見てみましょう!

あなたの表情は、あなたが思っている以上にかたいかもしれませんよ(・_・;)

 

 


4.話を聴く

 

あなたは子供の話をどれくらい聴いていますか?

 

どれくらい深く聴けていますか?

 

不登校の方達の話を聴くと、多くの方たちが

 

不登校だった頃に苦しかったのは親に話を聴いてもらえないことだった」

 

と語ります。

 

「私は子供の話をよく聴いているほうだと思う」と思った親御さんも気をつけてください。親は子供の話をよく聴いているつもりなのに、子供は「ぜんぜん話を聴いてもらえない」と感じている…… そういうケースが非常に多いのです。(本当に多いです)

 

どうして、そのような食い違いが起きるのか?

 

その原因は、

 

「子供が『これから本題を話そう』と思っているときに少し黙ると、決まって親が話し始めること」

 

にあります。

 

人は大事なことを話そうとするときに慎重になるものです。自分にとって大事なことを打ち明けようとするからこそ慎重になって、しっかりと考えて言葉を選びたくなります。当然、そこには沈黙が訪れます。ちゃんと話したいと思うからこそ、黙って頭のなかでまとめる時間が必要なのです。

 

それを知ってか知らずか、ほとんどの親御さんは子供との会話で沈黙が訪れるとすぐに話し始めます。間があくことがいけないことだと思っているのか、何かしら話し始めるのです。

 

それで本題を切り出せなくなった子供は、話すのをあきらめ、終了。そうして“あきらめ”が募るたびに子供は無口になっていきます。

 

当然ですよね。本当に話したいことを話せない欲求不満が蓄積されていくのですから……。

 

親と会話するたびにフラストレーションがたまっていけば、親と話したくなくなるのは当たり前です。

 

もう一度、質問します。

 

あなたは子供の話をどれくらい聴いていますか?

 

どれくらい深く聴けていますか?

 

深くまで聴けている自信がないなら、まずは沈黙を尊重するところから始めてみるといいでしょう。それだけでも親子間の会話が変わってきて、子供が大事な話をする可能性が高まり、不登校改善に向けて大きく動き出しますよ。

 

 


5.質問する

 

不登校対応では「子供自身に決めさせること」がものすごく重要です。

 

理由は2つ。

 

a.強制されがちだった記憶を払拭するため
b.子供の自発性を強化するため

 

まず、aから説明しましょう。

 

不登校の子供と親の関係は「不登校になった直後」に崩壊しているケースが大半です。

 

<例>

子供が学校に行かなくなったことに驚いた親が、ショックを受け、不安に飲みこまれ、混乱し、子供の気持ちをろくに聴こうともせず無理やり学校に行かせようとしてしまう
 ↓
そこで自分の気持ちを分かってもらえなかった子供は親に対する不信感を強め、心を閉ざす

 

このような形で崩壊しているので、その崩壊の記憶があるうちは正常なコミュニケーションがとれません。上記はあくまでも一例です。他にもいろんな形で親子間の関係が崩壊しています)

 

その状態で親が子供に何か言えば、反射的に子供は「また強制される!!」と感じてしまいます。そのため、親が何か言えば言うほど親子関係が悪くなり、衝突が絶えず、しまいには子供が心を閉ざして部屋にひきこもってしまうのです。

 

ですから、何か言う前に「質問」が大事。まずは「質問する」というコミュニケーションのとり方で、子供との距離を縮めていく必要があるんですね。

 

「質問」という形をとれば、強制のイメージが緩和されやすくなります。

 

「あなたはどうしたいのかな?」「あなたはどう考えているの?」などと質問されて「強制された!」と感じる人はなかなかいませんよね。(もちろん、話し方や顔の表情にもよりますが)

 

だからこそ「質問」が「強制されがちだった記憶を消すツール」として有効で、その有効な手段がおすすめなのです。

 

bについても説明しましょう。

 

親が子供に質問すると、その質問について子供は必ず考えます。「わからない!」と即答で返ってきても、必ず一瞬は自分の頭で考えています。(その場では考えなくても、あとになって思い返して考えることはよくあることです)

 

その「自分の頭で考える」という経験が積み重なることで自発性が強化されることは明らかですよね。

 

もし、これが質問ではなく、親から子供に向けて何か言う形だったらどうなるでしょう?

 

そう、前述のとおり、子供は反射的に「また強制される」と感じてしまいます。それで衝突が増え、親子関係が悪化。質問の場合とはまったく違いますよね。

 

親から子供に何かアドバイスできるようになるのは、もっと後のプロセスです。焦らずに、まずは「質問」で親子間の距離を縮めていきましょう。

 

 


6.鬼の言葉を使わない

 

「笑顔」に関するお話でもお伝えしたとおり、不登校の子供を持つ親御さんの多くが「怖い顔」や「暗い顔」をしています。

 

どうしてそういう顔になるのか? その原因はふだんの心がけにもよりますが、もう一つ、日頃どんな言葉を発しているかも関係します。

 

「担任が何もしてくれない」

「新しい先生は気がきかない。前の先生のほうが良かった」

「子供が不登校になってから私の体調が悪くなった」

「もう死んでしまいたい」

「子供の将来が心配で眠れない」

 

……こんなふうにネガティブな言葉を口に出していませんか?

 

何を言うかは個人の自由ですが、そんなことばかり言っていたら「怖い顔」や「暗い顔」になるでしょう。

 

人間の脳はよくできているもので、一つ何かを発言するとその発言を強化していきます。

 

 

<例>

 

「担任が何もしてくれない」と発言
  ↓
脳が「担任が何もしてくれない人であること」を証明しようと勝手に動き出す
  ↓
そう言えばこんなこともしてくれない、あんなこともしてくれない……とエンドレスで「担任=何もしてくれない」を強化していく
  ↓
担任に対する不満がふくれあがり、嫌な気分が増す
  ↓
その嫌な気分が表情にあらわれる(「怖い顔」や「暗い顔」)

 

 

こうして脳の“便利な機能”のおかげで、あっという間に身体全体を悪化させていくのです。

 

当然、その影響は子供にまで及びます。子供は親の「怖い顔」「暗い顔」を見て話しかけづらくなり、「また批判されるかも」「またうるさいこと言われるかも」と思いこむようになり、しまいには何も話さなくなります。

 

子供が無口になってしまうと、親は子供の気持ちが分からないのでどうサポートしていいか分かりません。どうサポートしていいか分からないから有効なサポートができず、子供の不登校は悪化。こうして不登校悪化に陥っていくのです。

 

親の表情や雰囲気を“鬼”にしてしまうような言葉は、できるだけ口に出さないようにしましょう。

 

 

以上、子供が不登校になったときに最低限しておかなければならないことを1~6に分けてお伝えしました。

 

 1.感謝
 2.受け入れる(受容)
 3.笑顔
 4.話を聴く
 5.質問する
 6.鬼の言葉を使わない

 

この6つを意識して対応改善をはかるだけでも、子供の状態はグングン良くなっていきます。

 

不登校改善は親が対応を間違えなければスムーズですから、希望を持って取り組みましょう!

 

 

執筆者:シア・プロジェクト代表 木村優

 

 

 

 

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